アース棒製作員

概要

電気設備の接地用アース棒を金属材料の切断、加工、溶接、めっきを通じて製造する職種。

詳細説明

アース棒製作員は、主に電気設備や通信設備などの接地に使用されるアース棒（地中に埋設して電気を大地に逃がす導体）を製造する職種です。金属材料を切断し、先端を整形、ネジ加工や溶接を行い、めっき処理を施します。その後、寸法や外観、導電性の検査を行い、製品がJIS規格などに適合していることを確認。完成品を梱包し出荷準備を行います。作業は機械加工と手作業が混在し、フォークリフトやクレーンを使った材料の運搬も含まれます。

将来性

電気設備の安全性確保から需要は安定的に推移。再生可能エネルギーやスマートグリッド普及に伴い、耐食性向上や長寿命化技術が求められるため、さらなる専門性が期待される。

性格特性

几帳面である / 集中力が高い / 責任感が強い

労働スタイル

工場勤務 / シフト / 立ち仕事 / 屋内作業

キャリアパス

アース棒製作員 → 金属加工工 → 製造ラインリーダー → 製造管理者 → 工場長

必須スキル

金属加工（切断曲げ） / 溶接 / めっき / 機械工具操作 / 検査測定（ノギス、マイクロメータ）

推奨スキル

CAD図面読解 / 品質管理 / 5S・TPM知識